3月1日にMinitabマイナーバージョンアップが行われました。現在、最新版はMinitab17.3となります。
データのクリーニングやインポート機能が強化されています。今回は新たに追加、修正された機能について紹介したいと思います。
◆Minitabのバージョン確認方法
Minitab起動 > ヘルプ > Minitabについて
「インストール製品」の記載をご覧ください。
ファイルメニューの整理
従来まで煩雑だったファイルメニューが整理されました。
・「開く」ボタンで、ワークシート(.MTW)、プロジェクト(.MPJ)、Excelファイルを開くことができます。
・「最近使ったファイル」から、よく利用するファイルを開くことができます。

Excelからのデータコピー&ペーストの改善
Minitabのデータ入力のルールとして、ワークシートの最上段(灰色のセル)にデータの名前を入力し、その下1行目からデータを入力する必要があります。例えば、ExcelからデータをMinitabにコピー&ペーストする際に、データ名が1行目に入力されそうになった場合、下記のような警告画面が表示され、「移動する」ボタンをクリックすることで、自動的に最上段に移動してくれます。

Excelからのデータインポート機能の改善
Excelに保存されたデータを直接Minitabにインポートする際、Excelファイルを選択すると、下図のようなプレビュー画面が表示されるようになりました。この画面を見ながら、データタイプ(数値、テキスト、日付)の設定やインポートする行等を選択することができます。また、複数シートにデータが入力されている場合には、左上にタブ(発送データ、品質)が表示され、個別に設定を行うことができます。

また、「オプション」ボタンを設定することで、大文字、小文字の誤入力の修正、空白行や余分なスペース、文字を削除してくれます。

その他、Minitab17.3で追加、修正された機能はこちら
Minitab17をお持ちの皆さまは無償でアップデートしていただけますので、これを機にお試しください。
[ by R.Annoki ]
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